お役立ちコラム
介護リフォームって?種類や補助金などについても知っておこう!

「家族に介護が必要になった」「介護のためにリフォームしたいけど、誰に相談したらいいかわからない」などなど…
平均寿命ものび、避けては通れなくなった「介護」の問題。
加齢や病気・ケガなどで身体機能が低下した高齢者の方が少しでも暮らしやすいように、また介護する側の負担が少しでも軽くなるように、リフォームしたいという方は多いのではないでしょうか?
ご家庭によってさまざまなお悩みがある介護リフォームについて、介護保険の詳細など、知っておきたい基礎知識になど解説いたします^^
介護リフォームとは?
介護リフォームとは、高齢者や障害のある方など介護を必要とする人が、自宅で安全に生活できる環境を作ることを目的とした住宅改修工事のことです。
消費者庁による調査によると、65歳以上で転倒などで亡くなる方は交通事故の約4倍。そして、転倒事故があった場所の約半数が家の中だとか…。特に80歳以上になると、段差がなくてもつまずいたり、転んだりする事故が増えます。その転倒による骨折が、介護のきっかけとなることも…><
このような事故を防ぐために行う工事、具体的には「段差をなくしフラットにする」「扉を引き戸に変更する」「トイレや浴室に手すりを設置する」といったものが介護リフォームに当たります。
介護リフォームは要介護者の安全な生活のために必要なため、介護保険や居住する市区町村の補助金を利用できたりします。
主な介護リフォーム
手すりの取り付け
手すりは主に玄関の入り口や階段、お風呂やトイレ、室内階段に取り付けます。安全に歩行することが難しい場所でのサポートが目的です。
体が安定するため、介護者の負担も軽減されます。その場所、その人にあった手すりを選ぶことが重要です。
工事費用は数万円~となっています。
ワーキング・ビーでの手すり取付け工事事例
こちらの事例では介護保険の住宅改修を活用しました。ジョイント(継ぎ目)のない滑らかなものを選んでいます^^
段差の解消
「車椅子の出入りをしやすくする」「転倒のリスクを軽減する」といった目的の工事です。
部屋の境目などにある数cmの小さな段差は、つまずきの原因となり危険です。
転倒による大きなケガや後遺症を防ぐため、段差を解消はかなり重要です。車いすの利用もしやすくなるので、要介護者・介護者両方におすすめのリフォームです^^
また室内用の「段差解消スロープ」は木製の樹脂でできているものが多く、滑り止め効果が期待でき、また部屋の一部においても違和感なく家に馴染むものが多いです。
工事費用は2万~15万円程度と介護保険でまかないやすい金額です。
ワーキング・ビーの段差解消工事事例
こちらの事例では段差解消の他にトイレに手すり取り付けなども行っています^^
扉を引き戸に変更
開き戸を使うときは、扉の分、いったん体をよけなければいけません。高齢者にとってはバランスを崩しやすい動きです。車椅子の方にとっても不便ですよね。
室内引き戸の場合、片引き戸、引き違い戸、引き込み戸など多くの種類があります。
ドアノブも丸いものからレバーハンドルにすると、握力の弱い方でも軽い力で開けられますよ^^
床材を変える・滑り止めをつける
高齢になると段差がなくても転びやすくなるので、床材の見直しも大切です。
掃除しやすいものにすると、介護者の負担も減るでしょう。畳は車いすが使いにくいので、コルク材や滑りに配慮したフローリングへの変更がおすすめです。
ワーキング・ビーの滑り止め取付け工事事例
便器取り替え
和式トイレでは立ったり座ったりの動きが負担になり、転倒の危険も高まるので、洋式へのリフォームがおススメです。
また便座をかさ上げすると、着座や立ち上がりがスムーズになります。便座が電動で昇降し、動きをサポートしてくれるものもあります^^
介護リフォームを検討するときのポイント
要介護者が暮らしやすいこと
年齢を重ねると、今までできていたことが難しくなる場面があります。しかし介護リフォームによって生活の問題点を解消し、危険を減らしていくことで、自立した暮らしを続けられるようになります。日常生活を続けていけることは要介護者にとって自信となり、生きる活力にもつながるはずです。
介護リフォームは「こうしたらいいはずだ」と支える側が決めつけるのではなく、要介護者の希望や意見を聞き、丁寧に寄り添って進めていくことが大事です!
介護者の負担が軽減されること
要介護者の暮らしを守っていくのと同時に、家族など介護する側の目線も重要です。なぜなら、介護は体力的、精神的にも負担を感じることがあるからです。
介護リフォームでは、介護される本人の暮らしと、その家族の負担の軽減を考えなければなりません。
リフォームするときに、要介護者本人と介護者の意見が合わないときは、第三者である福祉のプロが入って意見をすり合わせる必要もあるかもしれません。介護者の負担の軽減は、介護される側にもプラスになるはずです。
介護リフォームで使える補助金・助成金とは?
介護保険を利用する
手すり取付けなど、住宅改修が介護のためだと認定されれば、国からの補助がでます。ただし、要支援1~2、要介護1~5の人が住む家が対象で、事前に申請が必要です。
介護リフォームの補助金を受けるための条件
- 要支援1以上であること
- 対象住宅が被保険者の住所(介護保険証に記載の住所)と一致していること
- 利用者が施設や病院に入っていないこと
補助金が出るリフォームの種類
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器等への便器の取替え
- 上記の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
- 介護リフォームの支給限度額・限度回数
介護リフォームの支給限度基準額は最大20万円です。自己負担額は所得に応じて1~3割となります。つまり1割負担の方であれば最大18万円が支給されます。
例えば「リフォーム総額が15万円」「介護保険の自己負担額が1割」の場合のリフォームの自己負担額は以下のようになります。
介護リフォームは、原則1人1回までとしています。ただし介護度が3段階以上重くなった場合は、再度20万円までの改修が可能です。例えば要支援1から要介護2、要介護1から要介護4になった場合などが該当します。
市区町村の助成金を利用する
自治体によっては独自で介護リフォームの助成金制度を展開していることがあります。ただし介護保険との併用ができない場合もあるので確認が必要です。
また併用できる場合も、介護保険が優先されますのでご注意ください。介護保険でも予算が不足する場合に利用できる制度、だと思って下さい。
介護保険を利用したリフォームの流れ
介護リフォームを利用する際の住宅改修費の申請から受け取りまでの流れをおさえておきましょう。
ケアマネージャーに相談する
要介護認定が終了した後、住宅改修についてケアマネージャーや地域包括支援センターの職員などへ相談しましょう。
介護保険を利用するには「住宅改修が必要な理由書」を書いてもらって申請する必要があるからです。
プラン・見積りを作成する
介護リフォームの実績がある会社へ見積もりを取ります。どの箇所に、どのような種類のリフォームをするかプランを話し合いましょう。本人や家族の意見から住環境の問題点を洗い出し、申請に必要な見積書や工事の内訳書を作成してもらいます。
事前申請をする
介護保険を利用するには、見積書や住宅改修が必要な理由書、改修前の住宅の状況が分かる写真、改修の予定状況を記した図面などを準備し、必ず工事前に申請が必要です。お住まいの市区町村担当窓口に申請します。
リフォーム工事をする
リフォーム工事の際に、実際に手すり位置などを要介護者本人が立ち合い確認しましょう。要介護者・介護者の双方がリフォームの内容に納得していることが大切ですので、工事までにケアマネージャーを含めしっかり話し合います。
完成したら工事費を業者に対して支払います。この段階では基本的に全額の支払いが必要です。
ただし弊社は八尾市、東大阪市、柏原市、藤井寺市、羽曳野市、松原市については介護保険住宅改修施工事業者登録をしていますので、初めに全額の支払いは必要なく自己負担額のみの支払いとなります。
完了届を出して審査を受ける
工事が終了したら、領収証など費用が発生したことがわかる証明、完成後の写真や工事内訳書などを添えて、工事の完了届を出し支給の申請をします。審査を受け、必要な住宅改修だと確認が取れると、費用が支給されます^^
介護リフォームの相談はワーキング・ビーへ
高齢者を転倒などの事故から守り、快適な日常生活を続けるために必要な介護リフォーム。介護保険をうまく使って、安心・安全な暮らしを守りましょう^^
申請や審査などちょっと大変に感じますが、ワーキング・ビーでは介護リフォームに関するご相談はなども承っておりますので、お気軽にお問合せください^^
地域の皆様を最優先に「地域No.1」の工務店になる為に、スタッフ一同、誠心誠意頑張っております。
地元密着だからこそできるワンストップ対応。安さだけじゃないリフォームをお届けします。
□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□
ワーキング・ビー
フリーダイヤル:0120-70-1822
最新チラシ情報はこちら
□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□