お役立ちコラム
シンクを人工大理石にして後悔!?キッチン選びで失敗しないために
最近キッチンのリフォームでワークトップに【人工大理石】を選ばれる方が増えております。
人工大理石の白くて明るいキッチン…とっても憧れますよね^^
ところが、意外にも「シンクを人工大理石にして後悔」というお声もたびたび耳にします。
後悔してしまう理由は、見た目を優先してデメリットやその対策を事前に把握していなかったというケースが多いように思います。
そこで今回はキッチンリフォームで後悔しないように、シンクに人工大理石を使うメリット・デメリットなどについて解説いたします!
主にキッチンシンクに使われる素材
人工大理石
人工大理石とは、アクリル系・ポリエステル系などの合成樹脂を大理石のように成形したものです。
人工大理石はカラーやデザインが豊富で、オシャレな戸建てにオススメです。しかし、熱で変色を起こしやすく、長期間使用すると黄ばみが気になってきます。
ステンレス
ステンレスは熱や錆に強く、汚れてもすぐにキレイになるのが特徴です。シャープで無機質な印象になります。
色を選べないのと、水垢が目立ちやすいのがデメリットです。
ホーロー
ホーローは、金属の下地にガラス質の釉薬(うわぐすり)を高温で焼き付けた素材です。
耐久性が高く、熱にも強いのが特徴です。対して、長期間使用すると錆が出てくる可能性があります。
また、ホーローを採用しているメーカーが限られているので選択肢は少なくなります。
さて、人工大理石のメリット・デメリットをしっかりと把握せずにシンクに選ぶと、きっと後悔してしまいます。
それではメリット・デメリットを詳しく解説していきます!
人工大理石シンクのメリット
水垢が目立ちにくい
人工大理石は汚れが目立ちやすい印象がありますが、水垢に限って言えば目立ちにくいです。ステンレスだと水垢が非常に目立つので、これを嫌って人工大理石を選ぶ方は多いです。
インテリアに合わせた色や柄を選べる
キッチンをオシャレに見せたい方にとって、インテリアに合わせた色や柄を選べる人工大理石は魅力があります。特にキッチンが目立つ間取りの場合、インテリアに合わせることは重要です。
表面に凹凸がない
ステンレスの天板は凹凸した加工となっていますが、人工大理石は平らです。凹凸に汚れが入ってしまうということはありません。
水はね音が小さい
人工大理石のシンクは、柔らかい素材なので、ステンレスと比べて音が静かです。
熱いお湯を流したとき、シンクが「ボコン!」と大きな音が鳴って、驚くこともなさそうですね^^
人工大理石のデメリット
汚れやシミが目立つ
人工大理石は日々のメンテナンスが重要となります。シミはすぐに掃除をすれば問題ないのですが、放置するとステンレスに比べて目立ちやすいことから、人工大理石を選んで後悔する方が多いのです。使っていくうちに黄ばみが出る場合も多いです。
耐熱性が低い
人工大理石は熱に弱く、熱いものを置いてしまうと変色することがあります。熱い鍋やフライパンを置く場合には、鍋敷きが必須です。また、人造大理石は可燃物なので、火災が置きてしまった場合は燃えてしまいます。
耐久性が弱い
ステンレスに比べて、人工大理石は耐久性が弱いです。重い物を落としてしまった場合には、人造大理石は割れてしまうことがあります。また、傷がつきやすく、長期間使っていると傷に入った汚れが目立ってしまうのです。
シンクを人工大理石にした場合、気をつけることとは?
せっかくキッチンを新しくするなら、いつまでも綺麗な状態を保ちたいですよね。
人工大理石は、ポリエステルやアクリル系の人工素材で、天然素材より柔らかくて加工しやすく安価な反面、傷や変色も起こりやすいため、綺麗な状態を維持するには、ステンレスよりこまめなお手入れが必要と言われています。
人工大理石は柔らかいため、傷つきやすいです。人気のホワイト色は特に傷や汚れが目立ちます。
うっかり鍋を落としたら、傷がついた
放置した調味料のシミが取れない
濡れた缶を放置したら、サビが付いた
…という後悔される方が多いです><
傷や汚れが付いた場合、なるべく早く対処しましょう
日々シンクを使っていると、気を付けていても、小傷や汚れが付くこと自体を防ぐことは難しいです。
人工大理石は、傷や汚れが付きやすいので、天板やシンクで以下のような行為は避けましょう。
- 調理器具やお皿などを引きずる
- まな板無しで、包丁を直接使う
- 色の濃い液体を流して、そのまま放置
小傷への応急処置
- クリームクレンザー+メラミンスポンジで、優しくこする
- 効果なしなら、スポンジの硬い面でこする
- 耐水サンドペーパーの使用も可能(#400以上の目が細かいもの)※メーカーによる
※まずは目立たない箇所で、傷が付かないか試してからお手入れしてください。
傷を放置して、汚れが入り込むととても目立つようになるので、早め早めに対処しましょう!
汚れへの応急処置
- できるだけ早く拭き取る
- 1日の終わりに、シンクを水洗い→乾拭き
- 強い汚れには、食器用洗剤やメラミンスポンジも使用可
人工大理石はシミが付きやすいので、特に醤油やカレーなどの色の濃いものは要注意です!
金属+水分には要注意!
シンクや天板の上に、ついつい鍋や缶を置きっぱなしにしてしまうことはありませんか?
濡れたままの金属を放置すると、サビが発生して人工大理石に付着してしまう「もらいサビ」という現象が起きてしまいます。
条件によってはたった数時間でも発生するので、要注意です。
サビやすい鍋や缶は、洗うときまで濡れたシンクには置かないように心がけましょう!
黄ばみ
人工大理石は、紫外線や汚れの蓄積で黄ばむことが多いです。
1年ほど経過すると、日頃お手入れしていてもうっすら黄ばんでくるので、そんなときはメラミンスポンジで優しくこすって磨きましょう!
1年以上放置してしまった頑固な黄ばみは、クリームクレンザーを使用して磨きます。
人工大理石は傷が付きやすいので、「優しく」こするのがポイントです。
まっしろなキッチンが、黄色いキッチンにならないように、定期的なメンテナンスが必要です。
熱による変色・割れ
人工大理石は、樹脂素材のプラスティックですので、他の素材に比べて熱に弱いです。
破損や変色の恐れがあるので、基本的にはどのメーカーでも以下の注意喚起をしています。
- 高温の油や熱湯を流さない
- 熱した鍋を直接置かない
- お湯を流すときは「冷ましてから」、熱い鍋やヤカンには「鍋敷きを使う」ことを心掛けましょう!
結局人工大理石とステンレス、どっちがいいの?
シンク素材を決めるポイント
シンクの素材について「人工大理石とステンレスどちらにするか迷う」という場合は、以下の4つの観点からあなたのライフスタイルに合わせて、納得するまで検討するのが良いでしょう!
- 費用
- デザイン
- 機能
- メンテナンス
人工大理石とステンレス比較表
人工大理石 | ステンレス | ||
費用 | やや高価 | 安価 | |
デザイン | カラー・柄 | 豊富 | カラー展開無し 表面加工の柄はあり |
雰囲気 | 温かみ・高級感 | 無機質・シャープ | |
機能 | 耐熱 | ○ | ◎ |
耐久 | △ 衝撃で割れることもある |
○ 傷はつくが耐久性あり |
|
つなぎ目 | ◎ | △ メーカーによってつなぎ目なしも可能 |
|
欠点 | 汚れが染みこみやすい 変色しやすい |
経年で光沢がなくなる 水垢が目立ちやすい |
|
メンテナンス | ○ | ◎ |
どちらにもメリット・デメリットがあるので、見た目の好みや日々にかけられる手間を考慮して、決めていくと良いでしょう。
ショールームなどで実物を見るのもおススメです。
他にも疑問等あればいつでもワーキング・ビーまでお問合せくださいね^^
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