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2025.10.8現在

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給湯器リフォームのポイント

給湯器リフォームのポイント

給湯器は、キッチンや浴室など日常生活の快適さを支える「縁の下の力持ち」のような存在です。しかし、寿命や故障のタイミングは突然訪れ、慌てて交換するケースも少なくありません。

給湯器の調子が悪いと感じたら交換するか修理できるのかを早めに判断することが大切です。「お湯の温度が設定より低い」「お湯が出てくるまでに時間がかかる」そんなきっかけが出てきたらまずはプロに診断してもらいましょう。
この記事では「給湯器交換ってそもそも何?」「交換時期の目安は?」「どんな種類がある?」「費用はどれくらいかかるの?」「工事は日数は?」といった、給湯器リフォームに関する疑問や、ご家庭に合った給湯器の選定、光熱費、補助金や保証などの情報などポイントをまとめました。
そろそろ替えないといけないかな?光熱費を下げる方法を検討している方、いきなり給湯器が壊れてしまった方でも、まずはこちらを読んで頂き、失敗しないために基本的な知識を持っておきましょう。

給湯器交換リフォームって何?

「給湯器交換リフォーム」とは、今お使いの給湯器を新しい機種に交換する住宅リフォームの一種です。名前のとおり、「壊れたから取り替える」だけでなく、「より省エネな給湯器にしたい」「家族構成が変わったから容量を見直したい」「床暖房や浴室暖房乾燥機を導入したい」といった暮らしのアップデートとしても行われています。

 

実際給湯器は外に設置されていることが多く目につきません。なので多少の不具合でも後回しにされがちですが、お湯が出ないとなってしまったら…ご家庭の大ピンチになります。

毎日お湯を使っているご家庭がほとんどだと思いますが、毎日使っているからこそ内部の劣化も進み、突然の故障や水漏れといったトラブルが多いものです。

いつでもお湯が使える!そんな便利な生活を支えてる給湯器はなくてはならない存在だからこそ替え時を見極めることが大切です。

給湯器の交換の目安として、一般的に製造から10年程度といわれています。壊れていなくても10年以上経過している場合は交換を検討しましょう。

また、最近の給湯器は「エコジョーズ」や「エコキュート」といった高効率タイプが主流で、従来型よりもガスや電気の使用量を抑える設計がされています。つまり、単なる修理に比べて、長期的には光熱費を抑えられるという大きなメリットもあります。

 

リフォーム業者としての立場から言えば、「お湯が出なくなってから慌てて交換する」よりも、「調子が悪くなってきたな」と思った段階で事前に準備・検討するのが理想的です。給湯器の機能や設置スペース、号数(お湯の供給能力)などを見直し、暮らしに合った機種を選ぶことで、より快適な生活を手に入れることができます。

 

給湯器交換をリフォームするタイミング

どんなに優れた機器でも永遠に使い続けられるわけではありません。安全かつ快適な暮らしを保つためにも、給湯器の交換時期を見極めることがとても重要です。

 

給湯器の寿命と警告サイン

一般的に、家庭用給湯器の寿命は約10年〜15年とされています。もちろん、使用頻度や設置環境によって

前後しますが、10年を過ぎたあたりから不具合が出始めるケースが多くなります。

 

症状も急にお湯が出なくなることも少なくありませんが、次のような症状が見られる場合は、寿命が近づいている可能性が高いサインです。

 

・お湯が出るまでに時間がかかる

・お湯の温度が安定しない

・給湯器本体から異音がする

・排気口周辺にサビや水漏れの跡がある

・リモコンの表示にエラーコードが出る

 

定期的に給湯器を見るようにし、こうした兆候を見逃さず、早めの対応を心がけましょう。

 

最適な交換時期の見極め方

給湯器は突然故障することもあります。特に冬場の寒い時期は元の水自体が冷えているために給湯器にとって負荷が大きく、最も故障が起こりやすい季節です。「寒い日にお湯が出なくなった…」という緊急トラブルは、私たちがご依頼の際によく聞くお話です。

冬場の故障は全体的に増えるため、メーカー在庫も品薄で選べる商品が限られたり納期がかかってしまったり、職人の手配に時間を要することもあります。

 

そのため、最適な交換時期は「故障する前」かつ「使用開始から10年が経過する前後」がひとつの目安。まだ動いているからと油断せず、お家に合った給湯器を選定する余裕をもてるように、給湯器の製造年や設置からの年数を確認し、計画的に交換を検討することが大切です。

 

故障のサインと経済的観点

古い給湯器は性能が劣るだけでなく、燃費効率が悪いため、光熱費がかさんでいることも多いです。また、メーカー修理を依頼しても、部品が製造中止となっていて対応できないこともあります。仮にメーカー修理できたとしても、出張費や部品代で修理費が高額になったり、何度もすぐに故障を繰り返して最終的に交換することになるケースもあります。

 

そうしたリスクを踏まえると、一定年数が経過した給湯器は、「今後の修理費用や光熱費の増加」を見越して、新型機種への交換を前向きに検討する方が経済的です。最新の高効率タイプを選べば、年間で数千円〜1万円以上の節約につながることもあります。

 

給湯器交換リフォームのメリットとは?

ここでは、給湯器を新しくすることで得られる代表的なメリットをご紹介します。

 

お湯の安定供給でストレスフリーな毎日

古い給湯器は、水温や水圧の変動によりお湯の温度が安定しないことが多く、「急にぬるくなった」「熱すぎて困る」といった声をよくお聞きします。最新の給湯器は温度センサーが非常に高性能で、設定温度をしっかりキープ。シャワーやキッチンで同時に使用しても、安定したお湯が得られます。

 

光熱費を大幅に節約できる

10年以上前の給湯器と比べると、最新の省エネ型給湯器は燃焼効率が大きく向上しており、年間のガス代や電気代を大きく節約できます。以下の表は、年間の光熱費の目安比較です。

 

給湯器の種類 年間光熱費の目安

(4人家族)

特徴
古いガス給湯器 約8〜10万円 効率が悪く、光熱費が高い
最新型ガス給湯器 約6〜8万円 高効率タイプで省エネ性能が高い
エコキュート 約4〜6万円 夜間電力を活用しコストを削減
石油給湯器(最新型) 約6〜8万円 寒冷地に強く、灯油を使用

 

給湯器の種類や機能によって差はありますが、古い機器を使い続けるよりも、交換した方が長い目で見てお得になるケースが多いです。

機能性アップで家事も快適に

最近の給湯器には、浴槽への自動お湯はり・追い焚き・自動保温機能などが標準装備されているモデルが多く、またスマートフォン連動の機能がついているものは、外出先からお湯はりを行え帰ってすぐに暖かいお風呂に入ることができたり、浴室や台所のリモコンから操作しなくても温度設定など細かな操作も可能で使い勝手が格段に上がっています。

ヒートショック対策としても有効

ヒートショックは、急激な温度差によって心臓や血圧に負担をかける現象で、冬場の入浴時に特にリスクが高まります。給湯器の自動保温や追い焚き機能を使えば、常に適温で入浴でき、ヒートショックのリスクを軽減できます。ご高齢のご家族がいるご家庭では、特に安心材料となるポイントです。

補助金の対象になる場合も

省エネ性能の高い給湯器(エコジョーズやエコキュートなど)を導入する場合、「給湯省エネ事業」などの補助金制度が利用できる可能性があり

タイミングによっては数万円〜十数万円の助成を受けられるため、実質的な負担を大きく軽減できるのもメリットのひとつです。

 

交換前に知っておきたい給湯器の4つの種類

給湯器にはいくつかの種類があり、家族構成や給湯器の利用時間帯、お家の設置環境などによって向き不向きがあります。

リフォームの際には、現在の設置状況やライフスタイル、ランニングコストなどシミュレーションをしまえて、最適なタイプを選ぶことが大切です。ここでは、代表的な4種類の給湯器についてご紹介します。

ガス給湯器(エコジョーズ)

最も一般的なのが、ガスを燃料とする給湯器です。都市ガスまたはプロパンガスを利用し、瞬時にお湯を作る「瞬間式」のため、湯切れの心配がありません。設置費用や初期投資が比較的抑えられ、マンション・戸建て問わず幅広く導入されています。

 

特におすすめなのが「エコジョーズ」と呼ばれる高効率タイプ。従来捨てられていた排熱を再利用することで、熱効率がアップし、ガス代の節約にもつながります。本体価格が少し上がりますが、長い目で見て光熱費の削減による費用でお得になることがほとんどです。

 

メリット

・本体価格・工事費ともに導入しやすい

・瞬間的にお湯が出るので待ち時間が少ない

・エコジョーズなら省エネ&節約効果あり

 

注意点

・ガス管が必要なため、エリアや建物によっては設置が難しい場合も

・プロパンガスの場合、都市ガスよりガス代が高いためエコキュートを選ぶ方が安くなることが多い

 

電気給湯器

 

電気給湯器は、電気の力でお湯を沸かし、貯湯タンクにためて使うタイプ。特に深夜電力を利用する「電気温水器」や、ヒートポンプ式の「エコキュート」が代表的です。オール電化住宅や太陽光パネルとの相性がよく、火を使わない安全性が魅力です。

 

メリット

・火を使わないため安全性が高い

・オール電化住宅に統一できる

・深夜電力を使えばランニングコストも安価

 

注意点

・貯湯式のためお湯切れリスクがある

・貯湯タンクが大きく、設置スペースが必要

エコキュート

近年注目されているのが「エコキュート」。電気の力で空気中の熱を取り込みお湯を沸かすヒートポンプ式で、圧倒的な省エネ性能が魅力です。初期費用はやや高めですが、ランニングコストが低く、環境にも家計にも優しい給湯器です。

 

メリット

・光熱費を大幅に削減できる

・補助金対象になることが多い

・CO₂排出量を抑えた環境配慮型

 

注意点

・導入費用が高くなりやすい

・設置に広いスペースが必要(室外機+貯湯タンク)

 

石油給湯器

石油を燃料とする給湯器は、火力が強く、寒冷地や都市ガスの供給がない地域で多く使われています。冬場の外気温が低い地域でも安定した給湯が可能で、給湯と暖房を兼ねたモデルもあります。

 

メリット

・火力が強く、寒冷地でも安定したお湯供給が可能

・プロパンよりも燃料費が安い傾向がある

 

注意点

・給油の手間がある

・灯油タンクの設置スペースが必要

給湯器の種類と選び方

給湯器選びは、単に価格だけで決めるものではありません。住まいや家族構成、使い方に合った機能や性能を選ぶことが、長く快適に使うためのポイントです。ここでは、給湯器選びで重視したい4つのポイントをご紹介します。

 

住まいのタイプに合わせる

まず確認すべきはお住まいのタイプに対応する給湯器かどうかです。マンション・アパートなどの集合住宅では「設置スペース」や「排気方法」に制約があるため、ベランダやPS(パイプスペース)内設置専用のスリムタイプなどが必要になります。一方戸建て住宅では屋外壁掛け型や据置型などの自由度が高く、選べる機種の幅も広がります。給湯器の取替の場合は、今までと同じ設置方法の商品を選ぶことが安く取り替えられます。

また、都市ガスエリアか、プロパンガスエリアかでも対応機種が異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。

家族に合わせた給湯器の号数を考える

「号数」とは、給湯器がお湯を出せる能力(L/分)を表す数値で、一般的に16号・20号・24号などがあります。号数が大きいほど同時にたくさんのお湯を使えるため、家族の人数が多いご家庭や、複数の水まわり(キッチン・浴室・洗面所)を同時に使うケースでは24号が安心です。「たまにシャワーがぬるい」と感じる方は、号数が足りていない可能性があります。

 

家族構成 おすすめの号数 用途の目安
1~2人 16号 キッチン・シャワーなど単独使用
3~4人 20号 お風呂+洗面台同時使用
4人以上 24号 複数の場所で同時使用が多い場合

 

給湯器の性能を選ぶ

 

給湯器にはさまざまな性能グレードがあり、節約・快適性・清掃性などに影響します。たとえば「エコジョーズ」は高効率タイプで、従来型よりもガス代を節約可能。さらに追い焚き機能や暖房機能付きなど、暮らしに合わせた機能も選べます。

 

最新機種では、スマホと連携して外出先から湯張り操作ができたり、AIが入浴習慣を学習して自動でお湯を沸かす機能なども搭載されており、ご家庭のニーズに合うかどうかで判断しましょう。

オートかフルオートかを選択する

追い焚き機能付き給湯器には「オート」と「フルオート」の2種類があります。見落としがちですが、使い勝手に大きく関わるので要チェックです。

フルオートはお湯の量が減ると自動で足し湯したり温度調整する機能です。

例えば、家族が多くバラバラの時間にお風呂に入る場合や、小さなお子様や高齢の方がいるご家庭では、フルオートの方がストレスなく使えます。

 

オート:自動湯張り・追い焚き・保温機能あり。入浴後の自動たし湯はなし。

フルオート:自動湯張り・追い焚き・保温+自動たし湯・自動足し水・湯温調整あり。

給湯器交換の流れと費用

給湯器の交換リフォームをスムーズに進めるためには、事前の準備や工事の流れ、費用の目安をしっかりと把握しておくことが大切です。ここでは、実際の交換の手順と費用の内訳、コストを抑える工夫、保証やアフターサービスについて解説します。

 

事前準備から作業後のチェックまで

給湯器の交換は、以下のような流れで進行します。

 

STEP1 現地調査の実施

設置場所や配管状況、給排気方式などを確認し、最適な機種を選定します。

 

STEP2 見積もり提出・契約

機器本体・交換工事費用・オプション・処分費などが含まれた詳細見積もりを提示。

 

STEP3 交換工事当日

古い給湯器の取り外し → 新しい機器の設置 → ガス・水道・電気の接続→リモコン取替 → 動作確認まで、通常の取替であれば半日程度で完了します。高所や狭所、ガス配管から工事が必要になる場合は約1日程度で完了します。

STEP4 作業後チェックと引き渡し

お客様立ち会いのもと、リモコンの使い方説明・湯温確認などを行い、引き渡しとなります。

 

交換に伴う費用と内訳

給湯器交換にかかる費用は、選ぶ機種や設置条件によって変わりますが、目安として以下のようになります。

 

費用項目 内容例 金額目安(税込)
本体価格 給湯専用 or 追い焚き付きなど 50,000円〜250,000円
工事費 撤去・設置・配管・接続工事など 30,000円〜80,000円
処分費 古い給湯器の回収・処分 3,000円〜10,000円
リモコン・オプション 浴室リモコンや無線操作機能など 10,000円〜30,000円
合計 90,000円〜370,000円

 

※エコキュートや床暖房付きなど高機能機種は別途高額になります。

 

保証内容とアフターサービスの比較

給湯器は10年以上使うものだからこそ、アフターサポートも重視したいポイントです。選ぶ業者やメーカーによって保証期間や対応内容は異なります。

 

 

比較項目 内容
メーカー保証 通常1〜2年、条件付きで最長10年まで延長可
業者独自の延長保証 工事トラブル対応や出張費無料など、3〜10年が多い
アフター対応体制 電話受付時間、緊急時の即日対応の有無など

 

「価格が安い」だけで決めると、故障時に十分なサポートが受けられないリスクもあるため、保証内容の明示と信頼性の確認は必ず行いましょう。

給湯器交換のリフォーム費用を抑えるポイント

給湯器の交換は、家庭の快適な暮らしに直結する重要なリフォームですが、できるだけ費用は抑えたいというのが多くのお客様の本音です。ここでは、コストを抑えるために実際によく使われている方法をご紹介します。

交換する給湯器の号数を小さくする

先述しましたが、給湯器には「号数」と呼ばれる能力の違いがあり、数字が大きいほど一度に使えるお湯の量が多くなります。たとえば「24号」は4人家族以上向け、「20号」は3人程度、「16号」は1〜2人暮らし向けといった具合です。

たとえば今まで4人家族で24号をつかっていて、子供たちが家を出て夫婦暮らしになったなど家族構成が変わっている場合はサイズを小さくすることでコストダウンになります。

 

給湯器の交換ではなく修理を検討する

不具合が出た場合、すぐに「交換」と判断しがちですが、部品の交換や簡単な修理で直るケースも多々あります。特に設置から7、8年以内であれば、まだメーカーに交換部品の在庫があり、修理対応が可能な場合もあります。

 

もちろん、年数が経っている場合や複数箇所の不具合が出ている場合には交換の方が結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあります。しかし、まずは点検・診断を受けたうえで、修理か交換かを見極めるのが理想です。

 

修理費用は1〜3万円程度で済むこともあるため、「まだ使える機器なら、まず修理を検討してみる」という選択も、費用を抑える重要なポイントです。

給湯器交換のリフォーム業者を探す時の注意点

給湯器交換リフォームは、ただ安ければいいというわけではありません。施工の質や対応のスムーズさ、そして保証体制までトータルで判断することが大切です。ここでは、失敗しない業者選びのために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

 

追加料金が発生しないか

「格安工事○○円〜」という広告に惹かれて問い合わせたものの、現地調査後にオプション費用や追加工事費がかかり、結局高くついてしまったという事例は少なくありません。

 

信頼できる業者であれば、見積もりの段階で本体代・工事費・撤去費・処分費・部材費などすべてを明示してくれます。追加費用が必要になる可能性がある場合は、その旨を事前にしっかり説明してくれるでしょう。

 

見積もりを受け取ったら、「本当にすべての費用が含まれているか?」を確認することが大切です。不明点があれば遠慮せず質問し、追加費用が発生する条件と金額の目安を聞いておくことで、後々のトラブルを防げます。

 

時間に余裕がある場合は、複数の相見積もりで価格や提案商品を比べるのも大切です。

アフターサービス・保証が用意されているか

給湯器は、設置後10年以上使い続ける住宅設備です。だからこそ、設置後のサポート体制が整っているかどうかは非常に重要です。

 

たとえば、以下のようなアフターサービスがあるかを確認しましょう。

 

・万一のトラブル時に対応してくれる体制があるか

・機器のメーカー保証に加え、工事に対する独自の保証(例:5年保証など)があるか

 

特にネットでの購入や価格の安さを重視する場合、アフターサービスが軽視されがちです。価格だけでなく、長く安心して使える体制があるかも重要な判断基準といえるでしょう。

資格を持っている業者か

給湯器の交換には、専門的な知識と資格が必要なガス工事が伴います。これを無資格の業者が行うと、ガス漏れや火災といった重大事故につながる恐れもあります。

 

必ず以下のような有資格者による施工がされるかどうかを確認しましょう。

・「液化石油ガス設備士」または「ガス可とう管接続工事監督者」などの国家資格

・「登録電気工事業者」や「給水装置工事主任技術者」など、電気や水道の資格も保有しているか

 

資格の保有状況や登録業者であるかは、業者のホームページや見積もり時に確認することができます。不安な場合は、「施工は有資格者が行いますか?」とストレートに尋ねて問題ありません。

給湯器交換のリフォームには補助金が使える可能性がある

給湯器のリフォームは比較的まとまった出費がかかるため、「少しでも費用を抑えたい」という方も多いでしょう。そんな時にぜひ検討してほしいのが、国の補助金制度の活用です。ここでは、給湯器交換で対象となる代表的な2つの補助金をご紹介します。

 

子育てエコホーム支援事業(2025年度)

「子育てエコホーム支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯に対して、住宅の省エネ性能向上や快適な暮らしの実現を目的に支援される制度です。給湯器の交換も対象工事に含まれています。

 

対象給湯器

・エコジョーズ(高効率ガス給湯器)

・エコキュート(家庭用ヒートポンプ給湯機)

・ハイブリッド給湯器 など

 

補助額の目安

機種や併用するリフォーム内容によって異なりますが、1台あたり数万円〜10万円前後の補助が受けられることもあります。

 

注意点

・補助対象となるのは、登録された製品と登録業者による施工に限られます。

・事前申請が必要な場合があるため、必ずリフォーム業者に確認しましょう。

 

この制度は「子育て世帯や若者夫婦世帯」が主な対象ですが、一般世帯も対象となる省エネリフォーム工事を組み合わせることで申請可能になることもあります。

参照:国土交通省 子育てエコホーム支援事業【公式】

 

給湯省エネ事業(経済産業省・2025年度)

こちらは、家庭のエネルギー効率改善を支援することを目的に設けられた事業です。特に「高効率給湯器」への交換を推進しており、2025年も引き続き実施が予定されています。

対象給湯器

・エコキュート

・ハイブリッド給湯器

・エネファーム(家庭用燃料電池)など

 

補助額の目安

給湯器の種類により異なりますが、1台あたり5万円〜13万円程度が支給されるケースがあります。

 

ポイント

CO₂削減や省エネ性に優れた製品ほど、補助額が高くなる傾向にあります。

 

申請窓口やタイミングによっては予算上限に達し、早期終了する場合があるため、早めの確認と申請がおすすめです。

 

補助金を活用する際の注意点

補助金の活用には、以下のような申請条件・手続きの流れに注意する必要があります。

 

・補助対象製品であるか確認する

・事前申請が必要かチェックする

・工事完了後の報告義務を理解しておく

・補助金対象外となる項目や追加費用を確認する

当社でもこうした補助金の活用をサポートしていますので、交換を検討されている方はお気軽にご相談ください。

 

まとめ

給湯器は日々の暮らしに欠かせない設備ですが、経年劣化による不具合や性能の低下は避けられません。特に10年以上使用している場合は、「突然お湯が出なくなる」といったトラブルが起きてからでは商品の検討や相見積もりなど取る余裕がなくなり、高い金額で契約してしまうことも。

特にこれから寒くなる季節になると給湯器の負荷も増えてきます。12月に入ると年末年始などの前後は物流もストップするため、クリスマス前くらいからは工事の予約が取れにくくなります。お湯が出ない状態で年越しにならないためにも余裕を持って早めにご検討ください。

ご相談お見積り無料!!ぜひワーキング・ビーまでお気軽にご相談ください。あなたの暮らしにぴったりのご提案をさせていただきます。

 

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